【2026年】見積書作成ソフト比較|無料〜有料おすすめ7選と選び方
見積書作成ソフトを料金・機能・使いやすさで比較。無料で始めたい個人事業主から、承認フロー・案件管理まで求める中小企業まで、目的別に最適なツールを紹介します。
見積書作成ソフトとは?
見積書作成ソフトは、取引先へ提出する見積書(見積書PDF/メール送付)を、テンプレートと商品・単価マスタで素早く作成・管理できるツールです。
ExcelやGoogleスプレッドシートでも見積書は作れますが、件数が増えると次の課題が出やすくなります。
- 品名・単価のコピペでミスが出る
- 消費税計算・端数処理が人によってバラつく
- 見積→受注→請求のつながりがなく、二重入力が発生
- 過去見積の検索や再利用が手間
見積書作成ソフトを使うと、これらをまとめて解消しつつ、請求書作成や入金管理まで一気通貫にできます。
関連:請求業務まで含めて検討するなら、先に請求書作成ソフト比較も押さえておくと選定が楽になります。
見積書作成ソフトを導入するメリット
1) 作成時間を大幅に短縮できる
取引先情報・商品マスタ・テンプレを整えるだけで、見積書1通が数分で作れるようになります。
2) 計算ミス・表記ゆれを減らせる
税率・端数処理・合計の計算が自動化され、社内のフォーマットも統一できます。
3) 見積→請求へ「転記なし」でつながる
受注後に請求書へ変換できるタイプだと、二重入力が減り、経理との引き継ぎもスムーズです。
会計処理まで含めて効率化したい場合は、クラウド会計ソフトとの連携可否も重要です。
4) 承認フロー・案件管理まで伸ばせる
中小企業向けツールは、見積承認・案件ステータス管理・コメント履歴など、営業とバックオフィスの連携まで面倒を見てくれます。
失敗しない選び方(チェックリスト)
見積書作成ソフトは、機能が似て見えても「どこまで業務を繋げたいか」で最適解が変わります。以下を順番に確認するのがおすすめです。
- 見積→納品→請求まで必要?(見積だけで良いのか、一連の帳票が必要か)
- 無料で足りる条件は?(発行数、ロゴ/広告表示、PDF/メール送付など)
- テンプレの自由度(ロゴ、印影、項目、備考、振込先、消費税表示)
- 取引先・品目マスタ(検索、複製、過去見積の流用)
- 承認フロー/権限管理(営業が作成→上長承認→送付、など)
- 外部連携(会計ソフト、CSV出力、API、電子帳簿保存の運用)
- 料金体系(ユーザー課金/発行通数課金/シリーズ課金)
おすすめ見積書作成ソフト比較表(2026年版)
※料金はプランやキャンペーンで変動します。最終的には公式で確認してください。
| サービス名 | 料金目安 | 無料プラン | 見積→請求 | テンプレ | 承認/権限 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 弥生の見積・納品・請求書(Web) | 無料〜 | ◎ | ○ | ○ | △ | 手軽に始めやすい(小規模向け) |
| Misoca | 無料〜 | ○ | ◎ | ○ | △ | 見積→納品→請求がスムーズ |
| freee請求書 | 有料中心 | △ | ◎ | ○ | ○ | freee会計との連携が強い |
| マネーフォワード クラウド請求書 | 有料中心 | △ | ◎ | ○ | ○ | MFクラウド会計と相性良い |
| INVOY | 無料〜 | ◎ | ○ | ○ | △ | スマホ/無料から始めたい人向け |
| MakeLeaps | 有料 | × | ◎ | ◎ | ○ | 英語・多通貨など幅広い帳票運用 |
| board | 有料 | × | ◎ | ◎ | ◎ | 案件管理〜見積〜請求まで一体化 |
各サービスの特徴(おすすめ順に解説)
board(案件管理まで含めて効率化したい会社に)
見積書単体というより、案件管理(案件ステータス/確度)→見積→請求→入金を一つの流れで管理できるタイプ。営業とバックオフィスが同じ情報を見られるので、属人化しにくいのが強みです。
向いている人
- 案件ごとに見積が複数回発生する(改定・追加)
- 営業〜請求までの引き継ぎをなくしたい
Misoca(見積・納品・請求を一通り揃えたい個人事業主に)
見積書だけでなく、納品書・請求書まで一連の帳票が作りやすい定番。取引先管理・テンプレ運用・帳票の変換が分かりやすいのが魅力です。
向いている人
- まずは見積→請求までをミスなく回したい
freee請求書(freee会計と一気通貫にしたい人に)
freee系のプロダクトを使っている(または導入予定)なら候補。請求書作成の流れの中で、会計側へ繋げやすくなります。
関連:会計まで含めて比較したい場合はクラウド会計ソフト比較も参照。
マネーフォワード クラウド請求書(MFシリーズで統一したい企業に)
MFクラウド会計など、マネーフォワードの周辺サービスと合わせると運用が整います。バックオフィスがMFに寄っている会社は検討価値が高いです。
MakeLeaps(多言語・多通貨・海外案件があるなら)
テンプレ自由度や、海外取引を含む運用の柔軟さで選ばれやすいサービス。国内だけで完結するならオーバースペックになる場合もあります。
INVOY(無料から試して合うか確かめたい人に)
まず無料で運用を作りたい場合の候補。スマホ運用も想定しているなら比較対象に入ります。
弥生の見積・納品・請求書(Web)(とにかく最速で始めたい人に)
「まずは帳票を整える」目的なら選びやすいサービス。小規模で、複雑な承認や連携が不要なケースに向きます。
目的別:おすすめの選び方
無料で始めたい(個人事業主・副業)
- 最初の候補:INVOY / 弥生の見積・納品・請求書(Web)
- 見積→請求まで繋げたい:Misoca
会計ソフトと連携して二重入力を減らしたい
- freee会計ユーザー:freee請求書
- MFクラウド会計ユーザー:マネーフォワード クラウド請求書
営業チームの案件管理も一緒に整えたい
- 案件管理〜請求まで:board
よくある質問(FAQ)
Q. Excelの見積書テンプレでも十分では?
件数が少ない間は十分です。ただし、件数が増えると転記・検索・版管理がボトルネックになりやすいです。月に10件以上見積を作るなら、ソフト導入で回収できるケースが多いです。
Q. 見積書作成ソフトと請求書作成ソフトは別物?
サービスによります。見積〜請求まで一体のものも多いので、先に請求書作成ソフト比較で全体像を掴むと選びやすいです。
Q. 承認フローが必要な会社は何を重視すべき?
「作成者/承認者/閲覧のみ」などの権限と、承認後の改定履歴(差分)が追えるかが重要です。複数人運用なら、個人向けツールよりboardのような業務設計寄りを検討すると失敗しにくいです。
まとめ:見積書は“作る”より“回す”が大事
見積書作成ソフト選びは、デザインよりも「見積→受注→請求→会計」までの流れで考えるのがコツです。
- まず無料で試す → INVOY / 弥生
- 見積〜請求を整える → Misoca
- 会計と一気通貫 → freee / MF
- 案件管理まで含める → board
次のステップとして、請求・入金側まで含めた比較もしておくと、後からの乗り換えコストを減らせます。
- 関連:請求書作成ソフト比較
- 関連:クラウド会計ソフト比較